東電、「500ミリシーベルト」の測定を否定


原子力安全・保安院が福島第1原子力発電所の2号機で500ミリシーベルトの放射線が計測され、中央制御室の作業が中断されたと発表したことについて、東京電力は23日、500ミリシーベルトという数値は計測されておらず、作業は中断していないと否定した。
 東京電力によると、原子力安全・保安院への伝言の過程で、交代で戻ってきた作業員から計測された放射線量が誤って伝わったとみられるという。
 東電は「放射線量の高いところは確かにあり、その場は避けるように指示を進めており、作業を中断したことはない。高い数値が測定された場所については確認中」としている。

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