福島第二原発の1号機 冷却機能が復旧


福島第二原子力発電所の1号機は、地震の影響で冷却機能が失われていたが、14日未明、応急措置で復旧したという。
 福島第二原子力発電所については、地震による大津波で1号機と2号機、4号機で海水を取り込むポンプが破損し、冷却機能が失われていた。東京電力は新しいポンプのモーターを取り寄せて交換作業を進めていて、14日午前1時半頃、1号機については冷却機能を取り戻すことができたという。
 一方、燃料棒が露出し、危険な状態が続いている福島第一原子力発電所の3号機は13日昼過ぎ以降、消防のポンプ車で海から水を引いて炉の中に大量注入しているが、水位は上がらず、13日午後10時20分の時点で、燃料棒が約2メートルむき出しのままだという。長時間空だきが続き、燃料棒は損傷している可能性もあるという。

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