ハノイ:原子力発電ショールームをオープン

ベトナム電力グループ(Vietnam Electricity=EVN)は4日、ハノイ市バーディン区にある本社ビル内に原子力発電に関するショールームをオープンした。
 このショールームは、国際原子力開発株式会社(東京都千代田区、以下、JINED)の支援を受け開設したもので、原子力発電に関する知識を広めると共に、今後予定されている原子力発電案件について国民の支持を得るため、開設した。
 EVNは、今後の電力不足を解消するためには、従来の発電所に加え、原子力発電所の建設が急務としている。なお、EVNは2011年9月末、JINEDとの間で、東南部ニントゥアン省での第2ニントゥアン原子力発電所建設案件に関する協力覚書を締結している。

 因みに、ベトナム初の原子力発電所、第1ニントゥアン原子力発電所はロシアの支援を受けて展開されているが、着工時期が当初の予定より遅れており、グエン・タン・ズン首相は今年初めに、同案件の着工時期が2020年にずれ込む可能性があると発表した。

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