イラン原子力庁、「アラークでのプルトニウム製造量を1キロ以下に削減」

イランのサーレヒー原子力庁長官が、「イラン中部・アラーク重水炉でのプルトニウム製造量は、1キロ以下に削減される」と語りました。

これ以前には、この重水炉でのプルトニウム製造量は、年間およそ9キロから10キロとされていました。
サーレヒー長官は11日水曜、イルナー通信とのインタビューでさらに、昨年11月24日のジュネーブ合意のないように触れ、「ジュネーブ合意に基づき、ウラン濃縮はイランのニーズに基づくものと説明されている」と述べています。
また、原子力発電所の新設についても、「今後7年以内で、イラン南部のブーシェフル原発がイランのニーズを満たすだろう」としました。
さらに、イラン国内での8基の原発の新設に関するロシアとの協議について、「これらの原発の新設は、イラン原子力庁の長期的な計画の一部である」と語っています。
イランの政府関係者は、これまでに繰り返し、国連安保理常任理事国にドイツを加えた6カ国との協議で、「特にイラン国内でのウラン濃縮を初めとする、イラン国民の明白な権利を決して断念することはないだろう」と表明しています。

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