イラン原子力庁、「医療の分野での技術力向上が課題」
イラン原子力庁のサーレヒー長官が、「イラン原子力庁の中心的なアプローチは、原子力産業の製品の商品化と、医療の分野の活動における外国の類似製品との競争である」と語りました。
イスナー通信によりますと、サーレヒー長官は11日日曜、テヘランで行われた、原子力産業の医療分野の3つの成果を公開する式典において、「イラン原子力庁は、医療の分野を含めた様々な分野での現在の能力の向上と、知識の範囲の拡大を課題に据えている」と述べています。
また、イランの医療機関で必要とされている各種の放射性医薬品の生産について触れ、「イラン原子力庁は、専門家も認めているように、これまでに容認できる業績を挙げている」としました。
イランのローハーニー大統領の立会いの下、11日には原子力産業の医療分野における新たな成果として、新配合のワクチンを生産する管状の遠心分離機、紫外線照射システム、多目的ガンマ線システムが公開されています。
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