美浜1号機を視察 県原子力安全専門委員会


県原子力安全専門委員会(委員長・中川英之福井大学名誉教授)は27日、国から40年超運転が認められている関西電力の美浜原発1号機(美浜町)を視察した。関電が国に提出している、40年を超える長期運転をしても安全性を確保できるとする技術的な評価書に基づき、設備や機器を現場で確認した。
 委員らは実際に配管の肉厚を測定した方法や、超音波で傷などを検査した方法などについて関電側から説明を受けた。また1号機の原子炉補助建屋内では、コンクリートの強度をハンマーでたたいて調べる方法なども確認した。
 視察後、中川委員長は「視察で特におかしいと感じたことはなかった。今後もしっかり高経年化対策に取り組んでもらいたい」と話した。

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