北、対空ミサイルを前線配備=韓国戦闘機の活動に影響

4日付の韓国紙・朝鮮日報は、軍事消息筋の話として、3月の韓国哨戒艦事件の前後に、北朝鮮が長距離地対空ミサイルSA―5を前線配備したと報じた。韓国軍戦闘機の哨戒飛行や緊急出動作戦に影響が出ているという。
 同筋によると、北朝鮮はSA―5の一部を韓国との軍事境界線付近に移動させた。旧ソ連製の同ミサイルは射程250キロで、軍事基地の多い韓国の京畿道や春川上空の戦闘機を北朝鮮から攻撃できる。
 同ミサイルのレーダーが稼働している間、韓国軍の戦闘機は追跡を避けるために高度3000メートル以下を飛行することを余儀なくされているという。同筋は、北朝鮮の動きについて、哨戒艦事件以降、韓国戦闘機による戦略施設の攻撃を警戒しているためとの見方を示した。

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