北朝鮮の軽水炉、完成間近=稼働開始は14年か―米研究所
米ジョンズ・ホプキンズ大学国際問題研究大学院の米韓研究所は16日、北朝鮮が寧辺で建設を進めている実験用軽水炉の原子炉建屋が完成に近づいており、1、2年後にも稼働可能な状態になるとの分析結果を公表した。
実験用軽水炉の建設現場を上空からとらえた衛星写真の分析によると、建設工事は昨年12月に何らかの理由で中断されたが、2月下旬か3月初めごろに再開されたもよう。3月25日と4月30日に撮影された写真を比較すると、原子炉の建屋の工事が着々と進んでいるのが分かる。
同研究所は、圧力容器や加圧器を建屋に格納するのが次のステップになると指摘。このプロセスに半年から1年間かかるほか、制御室の電気設備を整えなければならないことから、実際の稼働開始は2014年か15年になる可能性があるとの見方を示している。
実験用軽水炉の建設現場を上空からとらえた衛星写真の分析によると、建設工事は昨年12月に何らかの理由で中断されたが、2月下旬か3月初めごろに再開されたもよう。3月25日と4月30日に撮影された写真を比較すると、原子炉の建屋の工事が着々と進んでいるのが分かる。
同研究所は、圧力容器や加圧器を建屋に格納するのが次のステップになると指摘。このプロセスに半年から1年間かかるほか、制御室の電気設備を整えなければならないことから、実際の稼働開始は2014年か15年になる可能性があるとの見方を示している。
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