韓国 原発汚職に求刑上回る厳罰

韓国南部の釜山地裁東部支部は10日、原発部品の納入に便宜を図り賄賂を受け取ったとして収賄罪に問われた原発運営会社「韓国水力原子力」の部長の被告(49)に対し、検察の求刑懲役8年を上回る懲役15年と、罰金・追徴金計約40億ウォン(約4億円)の支払いを命じる判決を言い渡した。韓国メディアが伝えた。
 韓国では、原発部品の性能を示す書類の偽造発覚や納品に絡む汚職の摘発が相次ぎ、原子炉が部品交換のため稼働停止に追い込まれ電力供給が危機に陥る事態が繰り返されている。政府は原発業界の不正を一掃すると国民にアピール、こうした空気が量刑にも反映された。

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