原子力規制委 情報公開の徹底を


細野原発事故担当大臣は記者会見で、ことし9月までに発足させる原子力規制委員会を国内外から信頼される組織にする必要があるとして、委員が電力会社の担当者などと会った場合は原則として内容を公開するなど、情報公開を徹底する考えを示しました。
政府は、原子力の安全規制を一元的に担う原子力規制委員会を、ことし9月までに発足させることにしており、委員長と4人の委員は、原子炉や地震などの専門家から選ばれ、国会の同意を得て任命されます。
これに関連して、細野原発事故担当大臣は、記者会見で「国内外から信頼される組織にするため、透明性を重視していくことが重要だ。原子力規制委員会は、自発的に可能なかぎり、行政文書をインターネットなどで公開する」と述べました。
そのうえで、細野大臣は、原子力規制委員会の委員長や委員が電力会社など原子力事業者の担当者と会った場合は、記録を残し、原則として内容を公開するほか、原子力事業者などから提出された関連文書は、速やかにインターネットで公開するなど、情報公開を徹底する考えを示しました。

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