中国CGNPCと共同で英原発プロジェクトに入札へ=仏アレバ


仏原子力大手アレバ(AREVA.PA: 株価,企業情報レポート)のウルセル最高経営責任者(CEO)は7日、英国の原発プロジェクト「ホライズン」について、中国の国営原子力発電会社の広東核電集団有限公司(CGNPC)と共同で入札に参加する意向を明らかにした。
南フランスのエクサンプロバンスで開かれたコンファレンスで同CEOは「このプロジェクト実現に向けた英国政府の計画に参加する。おそらく、中国やその他の発電事業者と共に参加することになるだろう」と述べた。
ドイツのRWE(RWEG.DE: 株価企業情報レポート)とエーオン(EONGn.DE: 株価企業情報レポート)の合弁による「ホライズン」プロジェクトは、英国で最も大規模な原発計画の1つだったが、福島の原発事故を受けて独政府がすべての原発廃止を決定したことを受け、RWEとエーオンは3月からプロジェクトの売却先を探していた。
ウルセルCEOは、年末までにはプロジェクトを引き継ぐ企業が発表されるとの見解を示した。
ロイターは6月18日付の報道で、東芝(6502.T: 株価ニュースレポート)傘下のウエスチングハウスが中国の国営原子力企業の国家核電技術公司(SNPTC)と共同で、アレバはCGNPCと共同で入札に参加すると報じていた。

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