建設中の新古里原子力発電所3号機、原子炉を設置

【ソウル15日聯合ニュース】知識経済部と韓国水力原子力は15日、蔚山市蔚州郡に建設している新型原子力発電所の新古里原発3号機に原子炉を設置したと明らかにした。 
 新古里原発3号機は、国家先導技術開発課題として1992年から10年間にわたり2346億ウォン(約170億円)を投じ、独自に開発した新型軽水炉原発で、従来の韓国標準型原発に比べ、安全性と経済性を高めた。アラブ首長国連邦(UAE)に輸出する原発も、新古里3号機と同じものだ。
 知識経済部の金栄鶴(キム・ヨンハク)第2次官は同日行われた記念式で、「原子炉設置は韓国原発の輸入を考慮している国に確固たる信頼を与える契機になる」とし、新古里原発3、4号機を世界最高の原発となるよう建設を進めてほしいと述べた。
 新古里原発3、4号機が完工する2014年には、計26基の原発が韓国の総発電量の37.4%を賄うことになる。新古里原発3、4号機は2007年9月に着工した。工事には年間約620万人が動員され、建設費は総額6兆4800億ウォンが投じられる。

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