つり上げ装置の異常判明=「もんじゅ」脱落事故-原子力機構
日本原子力研究開発機構は29日、運転停止中の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で燃料交換用装置が脱落した事故について、つり上げていたかぎつめ状の装置を開閉させる部品に異常があったと発表した。同機構はこの装置を取り外し、さらに事故原因を詳しく調べる。
この事故は、燃料交換を終えた後の26日午後に発生。原子炉容器内から、燃料交換時に使うステンレス製のパイプ状中継装置(長さ12メートル、重さ3.3トン)を撤去するため、かぎつめ状装置でつかんでワイヤを巻き上げ始めたところ、約2メートルつり上げた時点で落下した。
この事故は、燃料交換を終えた後の26日午後に発生。原子炉容器内から、燃料交換時に使うステンレス製のパイプ状中継装置(長さ12メートル、重さ3.3トン)を撤去するため、かぎつめ状装置でつかんでワイヤを巻き上げ始めたところ、約2メートルつり上げた時点で落下した。
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