原子力損賠支援機構、川端氏が新運営委員長に


政府の原子力損害賠償支援機構は18日、東京電力の新会長に就任が内定している下河辺和彦・運営委員長(64)が同日付で退任したと発表した。

 後任の運営委員長には、18日付で運営委員となった元日本弁護士連合会副会長の川端和治氏(66)が就任する見通しだ。週内にも開く次回の運営委員会で決める。
 川端氏は、テレビ番組の倫理違反を検証する放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会の委員長や、朝日新聞社で社内倫理などを審議するコンプライアンス委員会の委員を務めている。
 1970年に弁護士登録され、これまで、日本長期信用銀行の破綻原因などを調べる内部調査委員会の委員長や、日本郵政による保養宿泊施設「かんぽの宿」の売却問題を検証する第三者委員会の委員長などを歴任した。

コメント

人気の投稿