柏崎刈羽原発 最大揺れの調査を
原子力発電所の耐震性について国の原子力安全・保安院は新潟県の柏崎刈羽原発について原発周辺の活断層が連動した場合に想定される最大の地震の揺れがこれまでより大きくなる可能性があるとして、影響を調べるよう求めることになりました。
揺れが引き上げられた場合、ストレステストの結果などに影響が出る可能性があります。
揺れが引き上げられた場合、ストレステストの結果などに影響が出る可能性があります。
去年3月の震災で断層の活動が震災前に比べて活発になったことから原子力安全・保安院は全国8つの原発についてこれまで考慮しなかった互いに5キロ以上離れた活断層が連動する可能性があるとして、影響を調べるよう電力会社に求めています。
このうち25日の保安院の専門家会議では新潟県の東京電力柏崎刈羽原発について提出された調査結果について議論を行った結果、原発の東側を走る4つの活断層が連動した場合、想定される最大の地震の揺れがこれまでより大きくなるおそれがあるとして、保安院は東京電力に影響を調べるよう求めることになりました。
想定される揺れが引き上げられた場合、原発の運転再開の判断の前提となるストレステストの結果などに影響が出る可能性もあります。
東京電力は「きょうの議論を踏まえて対応したい」としています。
一方、石川県の北陸電力志賀原発については、提出した調査に不十分なところがあるとして改めて調査をし直すよう求めました。
専門家会議では23日、北海道の泊原発と福井県の日本原子力発電敦賀原発、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ、中国電力島根原発の4つの原発について再評価を求めています。
このほか関西電力の美浜原発と日本原電の東海第二原発についても今後、議論することになっています。
このうち25日の保安院の専門家会議では新潟県の東京電力柏崎刈羽原発について提出された調査結果について議論を行った結果、原発の東側を走る4つの活断層が連動した場合、想定される最大の地震の揺れがこれまでより大きくなるおそれがあるとして、保安院は東京電力に影響を調べるよう求めることになりました。
想定される揺れが引き上げられた場合、原発の運転再開の判断の前提となるストレステストの結果などに影響が出る可能性もあります。
東京電力は「きょうの議論を踏まえて対応したい」としています。
一方、石川県の北陸電力志賀原発については、提出した調査に不十分なところがあるとして改めて調査をし直すよう求めました。
専門家会議では23日、北海道の泊原発と福井県の日本原子力発電敦賀原発、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ、中国電力島根原発の4つの原発について再評価を求めています。
このほか関西電力の美浜原発と日本原電の東海第二原発についても今後、議論することになっています。
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