インド 原子力協定進展に期待
インド政府は、21日に投票が行われた参議院選挙で自民・公明両党が過半数に必要な63議席を大きく上回る議席の獲得を確実にしたことで、インドとの関係を重視する安倍政権の基盤が強化され、原発事故のあと進んでいない原子力協定の締結交渉が進展することに期待しています。
安倍総理大臣とインドのシン首相はことし5月の首脳会談で、日本の原子力関連技術のインドへの輸出を可能にする原子力協定の締結交渉を加速化させることで一致しています。
3年前に始まった締結交渉は東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと進んでいませんが、深刻な電力不足解消のため原発の建設を推進しているインド政府は、今回の選挙結果を受けて、安倍政権の基盤が強化され、交渉が進展することに期待しています。
またインド政府としては、インドの周辺国で年々影響力を増す中国をけん制する意味でも、インドとの関係を重視する安倍政権との間で、経済面だけでなく安全保障面でも関係の強化を図りたい考えとみられます。
3年前に始まった締結交渉は東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと進んでいませんが、深刻な電力不足解消のため原発の建設を推進しているインド政府は、今回の選挙結果を受けて、安倍政権の基盤が強化され、交渉が進展することに期待しています。
またインド政府としては、インドの周辺国で年々影響力を増す中国をけん制する意味でも、インドとの関係を重視する安倍政権との間で、経済面だけでなく安全保障面でも関係の強化を図りたい考えとみられます。
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