日本原子力発電の発行体格付けを2段階引き下げ=R&I


格付投資情報センター(R&I)は16日、日本原子力発電の発行体格付けを(BBB)から(BB+)に2段階引き下げ、格下げ方向のレーティング・モニターを継続すると発表した。
R&Iによると、格下げは、15日の原子力規制委員会の評価会合で、敦賀発電所2号機について直下の破砕帯は活断層との報告書がまとまったことから、再稼働が難しくなったため。収益基盤の大幅な毀(き)損を看過できないという。R&Iは経営が一気に傾くような事態は想定していないが、日本原電や受電各社などの対応を注視していく必要があり、格下げ方向のレーティング・モニターを継続するとしている。

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