日立、英ウイルファに建設予定の原子力発電設備に原子炉2基を設置
日立製作所(6501.T: 株価, ニュース, レポート)は英国のアングルシー島ウイルファに建設を計画している原子力発電設備について、改良型沸騰水型原子炉(ABWR)2基を設置すると発表した。従来は2─3基設置するとしていた。
日立は前年、英国で原子力発電所建設を計画している事業会社ホライズン・ニュークリア・パワーを、独電力・エネルギー大手RWE(RWEG.DE: 株価, 企業情報, レポート)と同業エーオン(EONGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)から買収。
買収当時、アングルシー島ウイルファおよびサウスグロスターシャー州オールドベリーの2カ所で1300メガワット規模の原子力発電設備を2─3基建設するとしていた。
ウイルファに設置されるABWRは2基となることから、同発電設備の発電能力は2600メガワットとなる。
ホライズンの広報担当者は、オールドベリーに2─3基の原子炉を設置する計画に変わりはないとしている。
ウイルファの原子炉が2基となることで、日立が建設を計画している2カ所の原子力発電設備の最大発電能力は合わせて6500メガワットに減少する。
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