2013/10/01 原子力規制庁定例ブリーフィング 14:00

2013年10月1日14時から原子力規制庁定例ブリーフィングが行われた。JNESとの統合を契機として自律的に個人個人が専門性を持った組織にしていきたいとの見解を述べた。
昨日(9月30日)に、田中俊一原子力規制委員長と有識者との意見交換会が行われ、規制委員会、規制庁に対して辛辣な提言がいくつもでている。それに対して次長としての受け止めを記者が質問した。森本英香原子力規制庁次長は、有識者からの意見を「率直に受け止め、意見を踏まえて今後の規制庁の運営について検討したい」、また、「専門性の向上、課題は認識している」として、「規制の実務とJNESの専門性を融合して、自律的に個人個人が専門性を持った組織にしていく。電気事業者から自立した専門性ある規制組織にするのが目的。JNES統合を契機として実現していきたい」と表明した。
 明日10月2日に開催される第25回原子力規制委員会の議題の一つ「東京電力柏崎刈羽原子力発電所(第6号機及び第7号機)原子炉設置変更許可等の申請について」に関する記者質問に対して、「どういう形で審査に望むかという点は非常に大きな話だと認識している。事務方がどうのこうのと言うことではなく、委員会の場できちんと議論していただく」と回答した。
 会見中に速報として、東京電力福島第一原子力発電所の、H5エリアタンク堰外に設置したノッチタンクから溢水したことを11:50分ごろに発見したと発表された。約4トン溢水したと評価している。H6エリア堰内の水をH2エリアタンクに移送する予定が、誤って当該ノッチタンクに移送したことも解っており、詳細は調査中だという。

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