新組織設置、来年4月目指す=8月に試案提示―原発相

細野豪志原発事故担当相は17日、都内で記者団に、福島第1原発事故を受けた原子力行政の見直しについて、「8月上旬には試案を出したい」と述べた。その上で「来年4月に組織が出発できるようにペースを上げて議論したい」と語り、2012年4月までに、新たな原子力行政の規制機関の設置を目指す意向を示した。
 原発相はこれに関し、同日のNHK番組で、原子力安全・保安院の経済産業省からの分離を改めて強調。その上で、「(保安院と内閣府原子力)安全委員会を一緒にしていく。さらには、モニタリングしている文部科学省の機能も一部移行できるのではないか」との見通しを示した。 

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